SDGsへの取り組み

サステイナブル・デザイン
Aichi Sky Expo は、さまざまなサステイナブルのアイディアが凝縮された会場となっています。
展示場として初めてCASBEE SランクとZEB Readyを実現

CASBEE(建築環境総合性能評価システム)とは、建築物の環境性能の評価・格付け制度です。S ランクは制度の中でも最上位の評価となっています。また、ZEBとはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称で、快適な室内環境を保ちながら高効率設備等により省エネルギーに努めることで、同規模で標準的な設備仕様の建築物と比較し、一次エネルギーの年間消費量が大幅に削減されている建築物のことを指します。Aichi Sky Expo はその中でも、ZEB Ready という、一次エネルギー年間消費量を50%以上削減できている建造物に与えられる認定を取得しています。
その他にも、エントランス大庇には樹木対応型壁面緑化システム「バーティカルフォレスト®」を設え、環境デ
ザインを視覚化しています。

愛知県産材料で作られた、あたたかみを感じるデザイン

愛知県は、豊かな山林から産出される木材や、古くから全国に知られる焼き物をはじめと して、多くの愛知県ならではの品々を生産しています。Aichi Sky Expo のエントランス ホール及びモールには、県産品による空間演出が施されており、愛知県産の木材「あいち 認証材」、小原和紙、瀬戸のレンガ及び常滑で生産された磁器質タイルを使用しています。

地域創生SDGs

Aichi Sky Expo では、地域創生をテーマに、地元ならではの課題を社会、経済、環境の各点から分析し、さらにその課題を「情報の拠点」という展示場の特質を生かして地域とともに解決し、成長していくする仕組みを構築しています。

地域と連携し社会に発信する事業
MADE IN AICHI ~常滑という強み、愛知という強み~
農業

フードコートで提供される料理に地元産の野菜、お米、ソーセージなどを積極的に取り入れることで、地元食材のブランドをアピール。

工業

主催者と地元機関との仲介役を行い、イベントを通して地元工業をよりよく知ってもらう機会を創出すること。

商業

当館の下請け会社に積極的に地元企業を採用することで、イベント主催者に地元企業のサービスを知ってもらう機会を創出。

地元経済当事者としての責任事業
クリーンエネルギー100%
環境に優しいイベントを行える環境整備
周辺地域への配慮

展示場は各種施設の中でもより大きな電力を使用する施設であるという社会的責任を踏まえて、施設利用電力のクリーン電力化を実現しました。一部に太陽光発電電力を利用し(余剰電力は売電)、主な電力をクリーンエネルギー(愛知Green電力)で賄っています。
当該電力を地域循環型クリーンエネルギーの活用とし、当館消費CO2 排出量の削減だけでなく、再エネの地産地消、地域の経済循環の実現に向けて地域事業者と共に取り組んでいます。

Aichi Sky Expo におけるイベント主催者に対してカーボン・オフセットを活用したイベント開催を提案し、CO2 排出量算定に必要となるイベント会場におけるエネルギー消費量を主催者へ開示する取り組みを行っています。イベント業界全体が持続可能な産業であり続けるために、エネルギー消費量の開示により温室効果ガスの排出を実質的になくした「ネット
ゼロカーボンイベント」の開催が可能な環境が整っています。

海に囲まれているAichi Sky Expo は、特に海洋汚染対策に関する取り組みを重点的に行っています。
清掃では、川や海で分解しにくい界面活性剤を含む清掃を削減し、化学物質や環境汚染物質を含まないアルカリイオン電解水を主軸としています。また、屋外で開催されたイベント等による湾へのゴミ
飛散対策として、定期的に周辺地域のごみ拾い活動を行っています。